糖尿病患者は「骨折」に注意する…命に関わる合併症のひとつ

公開日: 更新日:

 また、糖尿病でインスリンの分泌量が減ると骨がうまく作れなくなり、骨が弱くなることがわかっている。

「骨は、骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞により絶えず作り変えられています。骨芽細胞にはインスリン受容体があり、インスリンと結びつくことで骨芽細胞は増殖するのですが、逆に足りないと骨芽細胞は増えずに骨形成が低下するのです」

 糖尿病の人に骨折が多い、もうひとつの理由は糖尿病の人は転倒が多くなることだ。

「糖尿病の人の多くは神経障害で体のバランスが悪いうえ、とっさの受け身をとりづらく、視力障害で足元が見えづらい。しかも栄養バランスを無視したダイエットにより、サルコぺニア(筋肉量の減少に伴って筋力や身体機能が低下した状態)になりやすい。結果、転倒リスクが高くなるのです」

 実際、高齢の糖尿病患者は1年間で18%が転倒し、インスリン療法中の糖尿病患者は健常者の2.78倍転倒リスクが高いとの報告もある。

 では、糖尿病の人は骨折リスクを抑えるために何をしたらいいのか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「丸亀製麺」のトリドールが過去最高益から一転、減益に見舞われた背景

  2. 2

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  3. 3

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  4. 4

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 5

    福井県に「大雨特別警報」が出る中での24時間テレビに意義はあったか? 識者は「災害時には災害情報を」と指摘

  1. 6

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  2. 7

    サンドウィッチマン伊達で“黄色信号”再点灯…芸能界から「ぽっちゃりキャラ」が消える日

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  5. 10

    つんく♂の妻を演じる北川景子は寄付金着服問題がくすぶる「24時間テレビ」を救えるか?