糖尿病患者は「骨折」に注意する…命に関わる合併症のひとつ

公開日: 更新日:

「骨折」は日常動作はもちろん、生活の質の低下をもたらす。高齢者の場合は治りにくいうえ、死亡リスクも高める。そんな骨折リスクは糖尿病で特に高くなるという。なぜか? 

 糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「糖尿病というと血管や心臓、腎臓や肝臓などの病気ばかりを気にし、骨折への認識が欠けている人が多いのは残念です。糖尿病やその予備群は、骨折が糖尿病の合併症のひとつであることを自覚する必要があります」

 糖尿病は、インスリン作用の不足による慢性の高血糖状態を主な特徴とする病気だ。高血糖状態は全身にさまざまな障害を引き起こし、寿命の短縮、生活の質の喪失などを招く。合併症は、網膜症、腎症、神経障害で、脳心血管障害や急性代謝失調(急性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖)や足病変、歯周病などの感染症認知症などが知られる。ところが、糖尿病の人は骨折が多いという複数の報告があるのにあまり知られていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 3

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 4

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 7

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    ドラマー神保彰さん ミュージシャンになるきっかけは渋谷109オープンだった

  5. 10

    ロッテ吉井理人監督の意外な「激情時代」 コーチの延々続く説教中に箸をバーン!殴りかからん勢いで…