若くても「骨粗しょう症」 食事少なく、運動ゼロの「痩せ」が危険…あなたやあなたの娘さんは大丈夫?

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 日本は世界でも有数の「痩せの若年女性」が多い国だ。しっかり食べてしっかり運動している「健康的な痩せ」であればいいが、モデルのようなスリム体形に憧れ食事量を極端に減らした結果の「病的な痩せ」では、将来、骨粗しょう症のリスクが高くなる。「将来=年を取ってから」ではない。自覚している以上に骨粗しょう症に近いかもしれない。

 骨粗しょう症は、骨密度と骨の質が低下し、骨がスカスカになって骨折しやすくなった状態だ。

 女性が圧倒的に多く、2015年版の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」では、有病者は未治療も含み女性980万人、男性300万人。

 女性の骨量は20歳ごろにピークに達し、その後は維持されて閉経後に急速に低下する。高齢になるほど患者数が増えるが、「40~50代でも骨粗しょう症で骨折を起こす人は珍しくない。病的な痩せでピーク時の骨量が低ければ、もっと若い年齢でも骨粗しょう症に至る」と指摘するのは、九段坂病院診療部長兼整形外科部長の大谷和之医師だ。

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