若くても「骨粗しょう症」 食事少なく、運動ゼロの「痩せ」が危険…あなたやあなたの娘さんは大丈夫?

公開日: 更新日:

 骨粗しょう症で早期の治療が重要なのは、それがきちんとした結果を出すからだ。一方、骨粗しょう症の治療をせず度重なる骨折を起こしていると、寝たきりリスクが上がるほか、健康関連QOLが低下する。

「最も多い椎体骨折では背中が曲がるので、肋骨が腹部を圧迫することによる逆流性食道炎、腰痛、寝返りを打てず不自由、見かけの問題などがあります」

 骨密度や骨の質は、年を取ればだれもが低下する。骨粗しょう症は、いずれは自分に降りかかる病気であることをしっかり念頭に置こう。

■リスク因子と対策

 骨粗しょう症は年齢のほか、リスク因子がある。病的な痩せ、飲酒・喫煙、両親の大腿骨近位部骨折歴、糖尿病、早期閉経(45歳未満)などだ。

 一方、骨粗しょう症対策としては運動(スクワットなど)と食事が重要。食事では、カルシウム・ビタミンD・ビタミンK・タンパク質を多く含む食品、野菜、果物が推奨されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?