物盗られ妄想の80歳女性「防犯カメラごと盗られたの」
「こんにちは。お加減いかがですか?」(私)
「大丈夫です。ただ、隣の人のことで精神的に参っているのよ」(患者)
「どんなことがあったんですか?」(私)
「いろんな物を盗まれてね」(患者)
「嫌がらせをされているんですか?」(私)
「うん。3~4年前に引っ越してきた頃から、すぐにいろんな物を盗っていくの」(患者)
「最近はどうですか?」(私)
「家の外に出るのも怖くてね。出るに出られないのよ。もう何十万円も盗られているわね。ベランダに置いていたタンスまでなくなったのよ。警察に何度も通報しているのに、取り合ってくれないの」(患者)
「警察では何と言われました?」(私)
「『気をつけてください』って。それだけ。お茶碗のセットも通帳もなくなっていると言っても、私がボケてると思ってるのよ。でも、私がボケるわけないでしょって! 早く引っ越したいわ」(患者)


















