「アッカーマンシア菌」とはどんな細菌なのか? 次世代プロバイオティクスとして注目

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 厚労省がまとめた2025年9月1日時点での国内に住む100歳以上の高齢者の数は9万9763人。昨年から4644人増え、55年連続で過去最多を記録した。いわゆる百寿者の増加は戦後の日本国憲法が掲げた「生存権」の実現の証しであり、喜ばしい。

 その百寿者の腸内マイクロバイオータ(腸内細菌叢)には、いくつかの特徴がある。そのひとつがビフィズス菌の維持だ。本来、加齢とともに腸は老化してビフィズス菌が減り、大腸菌が増える。しかし、百寿者はビフィズス菌が維持されていることがわかっている。ビフィズス菌とは腸内にすむ善玉菌のひとつで、大腸に多く存在する。正式にはビフィドバクテリウム属に分類され、ヒトの腸内には約10種類が確認されている。

 その役割は多岐にわたる。オリゴ糖などをエサにして乳酸菌や酢酸を作り出し、腸内を弱酸性に保って悪玉菌の増殖を抑える。腸の粘膜を強くしたり、免疫細胞を活性化させる。ビタミンB群や葉酸、ビタミンKなどを作ることにも関わっている。

 一方、乳酸菌は小腸にすみ乳酸を産生する細菌で、酸素があっても生きられ、腸を弱酸性にすることで悪玉菌の増殖を抑え、免疫を強化する働きがある。

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