著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

毎日取りたい「目にいい食品」…酸化ストレスから目を守るアスタキサンチン

公開日: 更新日:

 老眼や白内障緑内障……。年を重ねるにつれて目には多くの問題が出てきます。もちろん現代の医学は進んでいるので、その都度治療をすればいいのですが、「目を長生きさせる」ために普段から自宅でできることもたくさんあります。そのひとつが「食事」です。

 意外と知らない人が多い“目にいい食品”が、ベニザケです。ベニザケにはアスタキサンチンという赤い色をした天然色素が豊富に含まれています。アスタキサンチンは非常に抗酸化力が強く、そのパワーは、同じく抗酸化力が強いといわれる天然色素ルテインの2.6倍。ビタミンCやEも抗酸化力の強い成分ですが、ビタミンCの6000倍、ビタミンEの1000倍もアスタキサンチンは抗酸化力が強いのです。

 その強い抗酸化力によって、加齢に伴う酸化ストレスから目を守ります。目の血流を促し、ピント調節をスムーズにするので、眼精疲労の軽減に効果的です。それだけではなく、強い抗酸化力は肌や血管の老化防止にも役立ってくれます。

 アスタキサンチンはイクラ、タイ、エビやカニの殻などにも含まれています。「赤いから」といって勘違いする人がいますが、赤身の魚であるマグロやカツオなどにはアスタキサンチンは含まれていません。また、野菜や果物にはほとんど含まれておらず、トマトやパプリカなどの赤い野菜に含まれるのはほんのわずかな量となっています。

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