医師になるにはいくらかかるか…学費を全額援助してもらった猛者たち
これまでいろいろな人から「医者になるのはお金がかかるんでしょ。親御さん大変だったでしょう」と何度も言われました。それは誤解です。でも、お金がかからなかったのはあくまで自分の出費がなかっただけです。全国の医学部には多額の公費の補助金が付与されています。誰かが教育費を支払ってくれていたのです。
「貧乏をなくす特効薬は教育だ!」
無料学習ソフトDuolingoの創始者ルイス・フォン・アンは強調します。
でも、グアテマラのシングルマザーの家庭で育った彼の半生から、貧乏が人を偉大にする、とも解釈できます。「家貧しくして孝子あらわる。世、乱れて忠臣を識る」(「宝鑑」)です。
一方で「『売り家』と唐様で書く三代目」という川柳があります。「お金持ちの子はバカ息子」で、「秀才は貧困家庭」。お金持ちへの妬みも含まれているのでしょうが、恵まれている環境はかえって教育にはよくないのでしょうか。たしかに病院経営でも苦戦している2代目さんを見聞きします。そもそも経営は大変です。


















