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南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

クスリの不思議…糖尿病用なのに心不全にも効果がある

公開日: 更新日:

 逆に、4番バッターを集めても、チームとして勝てないというケースもあるでしょう。

 クスリも同じような可能性があります。

「こんなにクスリをいっぱい飲んで大丈夫かな……」

 これは日本国民共通の疑問です。血圧を下げるクスリ、血糖を下げるクスリ、コレステロールを下げるクスリ、睡眠導入薬、花粉症を抑えるクスリ、神経痛のビタミン剤、痛み止め、便秘止め、胃ぐすり、以上9種類。

 こんなラインアップで投薬を受けている高齢者は普通にいます。

 Emergent propertyということから考えると、いっぱいクスリを飲んでいると、良い方にも向かうし、悪い方に向かうこともあるでしょう。

 クスリはよく「飲み合わせ」といわれるように、AというクスリとBというクスリを一緒に飲むと不都合がある、などといいますが、全部で10種類、C、D、E、F、G、H、I、Jと、すべて一緒に飲んだらどうなるか? 誰も予想がつかないのではないでしょうか。

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