著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

抹茶の次は“漢方Kampo”? 日本生まれの知恵がアメリカ人の心と体を癒やす

公開日: 更新日:

 痩せ薬「GLPー1受容体作動薬」が爆発的に広まるアメリカでは、いま新たな“ウェルネス革命”が起きています。脚光を浴びているのが、日本にルーツを持つ“漢方サプリ”です。

 ブームの火付け役となっているのは、サプリブランドの「アポセカリー(Apothékary)」。全米500店舗以上を展開するオーガニック・スーパー「ホールフーズ・マーケット」が、サプリメント売り場拡張の目玉としてこのブランドを導入したことで、一気に話題が広まりました。

 アポセカリーのサプリには、アシュワガンダ根、マカ根、タンポポ葉、スカルキャップなど、西洋と東洋を融合させた多彩なハーブが配合されています。ストレス緩和、腸活、免疫力アップ、エネルギー向上、集中力強化など幅広い効能をうたう一方、人気の理由はその“効能”以上に、サプリの常識を覆すようなネーミングとデザイン性にあります。

 たとえば、「シュガー・キック」は血糖値バランスを整え、急上昇や急降下を防ぐサプリ。「ワイン・ダウン」は夜のリラックスタイムにぴったりの、ワインの代替商品。「ブルー・バーン」は代謝を高め、体重管理をサポート。いずれもサプリにありがちな錠剤やグミではなく、スポイトで舌に直接のせたり、ドリンクに混ぜて摂取するスタイルです。しかもボトルはカラフルでスタイリッシュ、ギフトにも喜ばれそうなデザインです。

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