元モデルの桃華絵里さんが手術を公表…「子宮体がん」は不正出血がサイン
前述したようにがん検診として早期の異常を見つける仕組みが整っているのは子宮頚がんですが、子宮体がんには有効性が確立したスクリーニング法はありません。女性でも“子宮頚がん検診を受けていれば、子宮体がんもチェックできる”と誤解している人が少なくないので要注意です。
ただし、子宮体がんは比較的早い段階から不正出血を起こしやすいのも特徴で、閉経後出血も典型的な症状です。米国立がん研究所が行った大規模解析によると、閉経後に子宮体がんと診断された女性のうち9割は診断前の出血が認められました。これを見逃さずに受診すれば早期発見できます。早期に限ると5年生存率は9割超です。全体でも約8割ですから、治療成績は決して悪くありません。
エストロゲンの影響ではないタイプの子宮体がんは、遺伝子異常や高齢などが原因で、特にDNAのキズを治す遺伝子の働きが生まれつき弱い人に発症しやすい。このタイプは50%の確率で親から受け継ぎ、ホルモンの影響を受けて発症するタイプより若く発症する傾向があります。遺伝子異常があると、ほかのがんも合併しやすく、大腸がんはその一つです。20代、30代など若年での発症は遺伝子異常の可能性があるかもしれません。



















