教育も医療も「既製品」しか認められない…日本社会は「普通」を求めている?
補助循環、血液透析、高額薬剤など、医療や制度を駆使してやっとつないだ命に対して「それは保険適用外でしょ! 平均を大きく逸脱している! 保険診療として認めないよ!」と保険査定されてしまうことがあります。
私は体が無駄にでかいので(身長186センチ)、いま思えば、ずいぶんトクをしてきたとは思いますが、服や靴を買いに行っても自分に合うサイズは、まず売っていませんでした。平均、標準ではないので「この社会は自分に反目している」と感じていました。
普通、一般的、平均的じゃないデカすぎる自分でイヤな思いはしましたが、個人的には面白かったです。
ただし、標準ではないことで決定的なハンディを背負う人が、この世にはたくさんいるという事実をしっかりと理解するまでにはずいぶんと時間がかかりました。まだまだ知らないこともいっぱいあります。
「みんなこうしてるよ!」
「あんた普通じゃないね!」
「そんなこと言う人はじめてだよ!」
普通とか、標準とか、一般的とか、平均的とか、実に煩わしい言葉です。



















