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年間30種類 元祖10円スイーツ「チロルチョコ」誕生秘話

 14日はバレンタインデー。義理チョコ需要で毎年盛り上がるのが「チロルチョコ」(チロルチョコ(株))だ。

 誕生は1962年。当時高級だったチョコレートを、子どもたちでも買えるようにと10円で販売したのが始まり。狙い通り、独自の製法で実現した「10円のチョコ」は、子どもたちの圧倒的な支持を得た。実はチロルチョコはもともと、3つの山が連なった形状だった。それが現在の一粒サイズに変わったのは価格優先の結果だ。

「73年のオイルショックでコストが上昇したため、20円、30円と値上げしたところ、売り上げが激減。そこで79年、3つ山を『1つ山』に分割し、再び10円での販売を開始した」(企画室室長の佐熊亮寛氏)

 原点回帰は吉と出た。人気は回復し、再びブームとなる。89年には「三拡運動」を推進。地域・チャンネル・購買層の拡大を目指し、コンビニなどでの販売を始めると人気は全国区に。

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