57年ぶり大リニューアル ロッテ「グリーンガム」の強さ

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 1957年の発売以来、日本の板ガム市場を牽引してきたロッテの「グリーンガム」が今年4月、57年ぶりの大リニューアルを実施。早くも好調な動きを見せている。

 目指したのはブランドの再活性化だ。雑味が少なく、フレッシュなミントの香りが楽しめる「初摘みミント」をミントオイルに用いて、品質を大幅に刷新した。

「従来のファンを大事にしつつ、さらに幅広い購買層を開拓するための全面刷新。長く支持されるロングセラー商品を変えるのは大きなチャレンジだったが、原点に立ち返り、ペパーミント本来のさわやかなおいしさを追求した」(ガム企画室の福田貴司氏)

 グリーンガムは57年に、クロロフィル(葉緑素)とペパーミントを加えたエチケットガムとして誕生した。風船ガムが主流の時代に、息スッキリをアピールした大人向けの板ガムは、デートを楽しむ若者の間で爆発的な人気を呼んだ。大きく伸びたのは、70年代から90年代にかけて。甘さを抑えたり、味が長持ちする工夫など品質の進化を重ねたことで急成長を続けた。だが、時代とともにニーズは変わるもの。やがて市場は、歯の健康に役立つなどの機能性をうたった粒ガムの時代に突入する。ロッテも97年に「キシリトールガム」を発売しヒット。これによりグリーンガムの勢いは停滞へ。こうした流れが今回のリニューアルにつながった。

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