日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

売上9割超がハンコの「シヤチハタ」がヒットさせた鉛筆削り

「シヤチハタ」といえばネームスタンプの代名詞。大正14年に名古屋で創業したきっかけも、インキを補充せず連続して使える「万年スタンプ台」を開発したからだ。

 それが近ごろ、ハンコとは全く関係ない商品で注目を集めている。それは“鉛筆削り”。ペットボトルに取り付けて使う「ケズリキャップ」が、2年前の5月に発売されて大ヒット。

「最初は、正直売れると思いませんでした」と頭をかくのは、量販部の営業マン、一丸昌央さん(30)だ。

「だってうちは9割以上の売り上げがハンコ関連商品の会社ですよ。子どもにも受け入れられる商品をというのはわかりますが、まさか鉛筆削りとは…。得意先からも、“おたく、何屋さん?”って言われました」

 しかし使ってみれば、手も汚れず、ペットボトルのリサイクルにもなる。何より、子どもたちの勉強嫌いの解消にも役立つのでは? そう考えた一丸さんは、心機一転、積極的に問屋や量販店などに売り込みをかける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事