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政府の「幸せ」政策 現役世代はないがしろという“ピント外れ”

日本人は60歳まで幸せになれない

 日本人の幸福度は国連加盟の国別ランキングで43位(2013年「世界幸福度報告書」)。経済力の割に低い気もする。そこで政府は「成長戦略」のひとつとして、この「幸せ」に光を当てる方針だが……。

「落とした財布が戻ってきた」
「妻が健康でいてくれるだけで幸せ」

 幸福は、人の感じ方によってさまざまだが、これまで国の政策などで焦点化されてこなかった「個々人の幸せ」について、政府が重い腰を上げている。簡単に言うと、幸せを感じる人が少ない社会は、良い社会と言えないと気付いたのだ。内閣府は「幸福度に関する研究会」などを立ち上げ、国が目指すべき方向を探っている最中だ。

 では、日本人はどれくらい幸せを感じているのか? 内閣府の国民生活選好度調査(09年)が、家計、就業、健康などを基に〈現在、あなたはどの程度幸せですか?〉と10点満点で聞いたところ、最も平均値が高かったのは30代の6.73点。年代が上がるごとに幸福度は下がり、60代で6.29点、70代以上で最低の6.23点にまで落ち込む。

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