「40歳定年制」はマヤカシ 「ジョブチェンジ」で人生パー

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変わるサラリーマン生活

 野田政権時代の12年、国家戦略室が提言した「40歳定年制」。「労働者の使い捨て」といった声が多く、やがて議論は立ち消えになったが、実は今も若手や中堅社員の間ではホットな話題になっている。人生の折り返し地点の40歳で、新たな道を歩もうというのだ。

 40歳で一度キャリアに節目をつけ、ジョブチェンジする。例えば、大手企業から新興企業に転職したり、都銀を辞めてコンサルタントとして独立するなどだ。朝日新聞や電通、富士通などが40歳からの「選択定年制」を導入したこともあり、急速に制度が広まっている。

 しかし、数百人単位で転職者を取材し続けてきた人事ジャーナリストの栗原昇氏によると、「40歳で会社を辞めてハッピーという人はほとんど見たことがない」という。
 では、栗原氏はどんなケースを見てきたのか。 世界でも最大規模といっていいIT企業を5年前に辞めた香山彰浩さん(44=仮名)も、「40歳転職」がその後の人生の大流転の引き金だったと嘆く。

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