夏枯れ相場の今がチャンス 生活防衛「8月株主優待」23銘柄
ダイエーを利用している人は、今すぐにでも同社株を買ったほうがいい。最低投資金額は1万4600円(6日終値ベース)と少額なうえ、株主になると、買い物の合計金額20万円まで5%引きになる株主優待カードがもらえる。1万4600円の投資(売買手数料別)で、1万円相当の値引きが受けられるのだ。
ただし、株主優待の権利を得るには8月26日までに株を買っておく必要がある。
「6日、日経平均は前日比160円安だったし、相場に夏枯れムードが漂っています。この時期なら比較的、安いところで8月に株主優待の権利が確定する銘柄を買えます。しかも外食や家電量販店、スーパーなど生活に直結する企業の優待が多い。物価上昇は顕著になっているし、生活防衛にピッタリです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
高島屋やパルコ、イオンは、ダイエーと同じく優待カードをゲットできる。子供服の西松屋チェーンや、カジュアル衣料のライトオン、靴のチヨダ、書店の文教堂も狙い目だ(別表参照)。
「外食は、中国の鶏肉問題が尾を引いているので、株価下落の危険性を覚悟する必要があります」(市場関係者)