春風亭小朝も絶賛「釜めんたいバターうどん」
本業の落語に加え、最近は俳優としての活躍も目立っている春風亭小朝(59)。放映中の大河ドラマ「軍師官兵衛」では明智光秀役で登場。ドラマのため、16キロも減量する徹底した役づくりで、悲劇の戦国武将を熱演している。
そんな小朝の行きつけは文京区にある人気店「讃岐饂飩 根の津」。場所は地下鉄根津駅から5分ほど歩いた根津神社のほど近く。目立たない立地ながら口コミで評判が広がり、食事時には行列ができる人気ぶりだ。
最大の特徴は徹底的にこだわり抜いた、うどんの加水率にある。
「讃岐うどんというと太くてかたい麺をイメージしがちですが、本場では必ずしもそうではないんです」と語るのは店主の亀山恵三さん。
「僕が目指しているのはもちもち感があって、それでいて伸びのあるうどん。打つ時には水分をかなり多く用いて、加水率が50%を超える状態に仕上げています。そうすることで、食べていてアゴが疲れるようなコシの強さとは違う、ほどよい歯ごたえと心地よい食感を楽しめるようにしているんです」