代々木公園封鎖も…高まる「デング出血熱」への重症化リスク

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 もうどうにも止まらない。デング熱の感染者は12都道府県で計59人と拡大する一方だ。代々木公園に隣接するNHK放送センターの職員ら2人の感染も、新たに確認された。その代々木公園は、デングウイルスを持つ蚊が見つかって4日から封鎖されたが、「明治神宮で刺された」と話す感染者も現れている。

「全国に感染が拡大している可能性は、もう否定できないでしょう」(新渡戸文化短大学長・中原英臣氏=ウイルス学)

 それも当然で、最初に感染が確認された3人の学生は、8月初~中旬に代々木公園に行っていた。同公園の年間来園者は例年約1100万人、8月は約75万人。4日に封鎖されるまでにウイルスを持つ蚊に刺されたのは、数百人単位では済まないだろう。

 もちろん全員が発症するわけじゃない。厚労省によると、デングウイルス感染者のうち高熱や発疹などの症状が出るのは10~50%というが、それが逆に怖いのだ。自覚のない感染者が各地に散らばり、別の蚊に刺され、その蚊が別の人を刺して…。ウイルスを媒介するヒトスジシマカは、北は青森まで分布、10月末まで活動し、2次感染、3次感染とひそかに全国に広がっていく。これまでの感染者は、いずれも容体が安定しているというが、それだって安心はできない。

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