日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

マイナンバー「ポイントカード一本化」案で漏れるタメ息

「マイナンバー(MN)を浸透させたいとか、いろいろなもくろみがあるのは分かりますが、発想がいかにもお役所的」と、大手スーパー関係者はタメ息を漏らしている。

 総務省がポイントカードなどを、MNカードに一本化しようと検討を始めたと報じられた件だ。

 高市総務相は仕事始め式で、「MNカードのICチップの空き領域を活用し、ポイントカードやクレジットカードなどのサービスと連携できる仕組みを構築してみたい」とブチ上げた。

■現場の見方は「実現性ほぼゼロ」

 世間に出回っているいろいろなカードを、MNカード一本にまとめようというもので、来春以降の実現を目指すらしい。

「そもそもポイントカードは顧客を囲い込むためのサービスです。それを一本化したら囲い込み効果が薄れるわけで、意味がありません。顧客の利便性が高まるように思えますが、個人情報の塊であるMNカードの紛失リスクを考えたら、ポイントカードのように毎日持ち歩くわけがない。図書館カードとの抱き合わせ程度ならまだ分かりますが、実現性はほぼゼロでしょう。いかにも“商売っ気”のないお役所の発想ですね」(前出の大手スーパー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事