白物と黒物が曖昧に…家電のボーダーレス化はなぜ進んだ

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 テレビやレコーダー、デジタルカメラなど娯楽関係の家庭用電気機器のこと。黒色の筐体が多いことからこう呼ばれている。冷蔵庫や洗濯機などの白物家電に対してこう呼ばれるようになったのかと思いきや、実は逆。家電コンシェルジュの神原サリー氏は、「黒物家電という言葉は、昭和50年代の後半、それまで木目調が多かったテレビが黒色に変わり始めたのを機に生まれた言葉です。それからしばらくして登場したのが、黒物家電に対する白物家電。ご存じの通り、冷蔵庫や洗濯機などの生活家電は、白色の筐体が多かったからです」と言う。

 意外にも黒物家電の方が先輩なのだが、白物家電の方が一般的で印象が強いのは、それだけ「黒」より「白」が売れているということなのだろう。実際、黒物家電の代表格であるテレビは不採算事業で、今や電機メーカーのお荷物。「1インチ1万円」なんていわれ、今では考えられない高値で大画面テレビを買い競っていた時代が懐かしい……。

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