なぜ日本の観光地には「顔出し看板」必ずあるのか?

公開日:  更新日:

「はい、チーズ!」

 どんな廃れた観光地でも見かける顔の部分がくりぬかれた看板。家族や恋人、友人と一度は撮ったこともあるのでは? それにしても、なぜ、こんなものが置かれるようになったのか。この看板に詳しい元滋賀県立大教授の近藤隆二郎氏(環境社会計画)はこう言う。

「1874年に米国の画家クーリッジが、『紙に体の絵を描き、実際の顔と組み合わせた写真の撮影ができるように穴を開けた看板』で特許を取得したのが『顔出し看板』の発祥とされます。日本で広がった時期は、ハッキリしませんが、明治時代に渡欧した日本人がパリのエッフェル塔の顔出し看板に顔を出した記録や絵はがきがあり、欧米から輸入された可能性もあります。観光地に置かれるようになったのは、おそらく昭和30~40年代。カメラの個人所有が広がり、カラー写真が出始めたころ。当時の看板にはフィルム会社の名前が入っていた。顔を入れて撮った写真が宣伝になるという販売促進ツールでした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  4. 4

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  5. 5

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  8. 8

    樹木希林さんも別居婚 民法上の気になること弁護士に聞く

  9. 9

    妻のがん治療のため売却した愛車が…17年後の家族愛の物語

  10. 10

    美女とデート報道 田原俊彦は干されても腐らず再ブレーク

もっと見る