焼酎業界首位 「霧島酒造」の戦略にビジネスのヒントあり

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 焼酎メーカーの2015年の売上高ランキングで、芋焼酎「黒霧島」の霧島酒造が4年連続1位を達成した。「いいちこ」「二階堂」「さつま白波」など、焼酎全体が落ち込む中で売り上げを伸ばし続ける霧島酒造。ビジネスに活用できそうなヒントを探った。

 今年、創業100年を迎えた霧島酒造は、1990年代後半まで、マイナーな焼酎メーカーのひとつに過ぎなかった。ところが、96年に3代目社長が就任すると同時に大きな転機を迎える。98年に発売した新製品「黒霧島」に、すべての経営資源を投入したのだ。一見、イチかバチかに見えるが、正しい経営戦略だという。

 ビジネス評論家の山田修氏が言う。

「いわゆる弱者が強者に勝つために経営資源を集中させる戦略です。一点突破、全面展開のランチェスター法則とも呼ばれます。この手法はサラリーマンにも極めて有効です。ポイントは会社の同僚との出世競争やライバル他社に勝つため、何か一点に時間と金をかけ、徹底的にスキルを磨き、差別化を図ること。極めるのは、語学でも会計でも何でもいい。座学でなくても構いません。営業マンならオタクばりに扱う商品の知識を蓄えてもいいし、営業地域をシラミ潰しに歩き回るのでもいいでしょう」

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