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消費者金融を上回る貸付総額 銀行カードローンの落とし穴

「ご融資用のカードを作りませんか?」

 Aさん(54)は昨年、身に覚えのない地方銀行からカードローンの勧誘電話を受けて驚いた。

 実は今、銀行系カードローンのパイの奪い合いが激化する一方で、多額の借り入れで“パンク”する人が増えている。昨年の貸付金額は5・4兆円に上り、消費者金融などを1・4兆円も上回った。貸し出しが増えるにつれ、自己破産件数も増加。昨年は13年ぶりに前年比プラスに転じた。

 消費者金融の法外な金利や多額の貸し付けが問題になり、貸金業法が改正されたのは2006年のこと。以降、消費者金融の融資総額は年収の3分の1以内に制限された。ところが、銀行系カードローンは、その規制から外れるため、甘い審査で融資を拡大。軽い気持ちで借りてドツボにハマる人が増えている。キッカケは人それぞれだ。

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