3月連続地震は兆候か 九州北部「GW明け大地震」に要警戒

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 考えたくはないが……。GW明けに九州北部でマグニチュード7(M7)前後の規模の大地震が起こる危険性がある。

 今年3月13日から21日にかけて、福岡県北西沖で震度1~2の地震が4回も発生した。約4カ月ぶりの地震だった。この地域での地震は珍しく、その前はさらに7カ月さかのぼる。

 加えて、大地震の兆候といわれる火山の噴火が目立ち始めた。

 4月になって、1年5カ月ぶりの噴火が確認された西之島の新島(小笠原諸島)のほか、伊豆諸島の海底火山・明神礁でも噴火の可能性が高まっている。今月2日には、桜島(鹿児島市)が4000メートルの噴煙を上げて噴火した。

 こうしたことから、九州での大地震を警戒するのは、立命館大・歴史都市防災研究所の高橋学教授だ。

「火山の状況と経験則を鑑みれば、福岡北部で地震があってもおかしくありません。連休明けの5月13日前後が要警戒です」

 高橋教授によれば、過去の大地震を検証すると次のような経験則が見いだせるという。

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