日清「黒歴史トリオ」に見る “意識低い系”マーケティング

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 今月、日清食品が「日清の黒歴史トリオ」として、3商品を新発売した。

 1995年発売の「カップヌードル サマーヌードル」、02年発売の「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」と「日清焼そば熱帯U.F.O.」の復刻版である。「サマーヌードル」はレモングラスがレモン味と誤解され売れず、「どん兵衛」も天ぷらとお茶づけを組み合わせたコンセプトが伝わらず失敗。「U.F.O.」は商品名から味が想像できないということで売り上げが伸び悩んだ。

 同社は「今だからこそ食べてほしい」としつつ、「攻めて迷走。焦って自滅。」など自虐的キャッチを打ち、話題を呼んでいる。こうした自虐的なマーケティングを含め、昨今では「意識低い系」の売り方が消費者にササるのだと、家電ライターの小口覺氏は話す。

「SNSでは2010年ごろに『意識高い系』という言葉が流行し、自分の意識の高さを過剰にアピールする人を揶揄する意味で使われてきました。今はストレートに人やモノの良さを『ドヤ!』とアピールしても、一般庶民には好感を持たれないという傾向にあるんです」

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