ニッスイ「ほしいぶんだけちくわの磯辺揚げ」 誕生秘話

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 練り製品を使った冷凍食品といえばこれ。ニッスイ(日本水産)の「ほしいぶんだけちくわの磯辺揚げ」「同かにかまの磯辺揚げ」は、弁当はもちろん、トッピングや酒のつまみにも向いて幅広い層に人気だ。特にちくわの磯辺揚げは1998年の発売以来ロングセラーを続けており、今年3月で20周年を迎える。

 多彩なメニューが揃う、弁当向け冷凍食品「ほしいぶんだけ」シリーズは、まさにほしい分だけの使用に便利な、切り離し可能なトレーが特徴。業界に先駆けて97年に導入した。

「当時は前身のシリーズ内での部分的展開で、今の形になったのは07年だが、この間に発売してヒットした商品は多く、ちくわの磯辺揚げもそのひとつ。かにかまも第1弾は2003年に展開している」(冷凍食品課の増田智哉氏)

 そもそも、なぜ練り製品だったのか。このころニッスイは抜本的な改革を進めていた時期。積極策として、事業を横断する商品開発を模索した結果が、加工食品と冷凍食品の合わせワザだった。要するに自前の練り製品を使えばニッスイならではの冷凍食品になるという考え。まずは98年、「ちくわの磯辺揚げ」を発売する。加工食品事業のちくわの製造に影響が出ては本末転倒のため、当初は様子をうかがいながらだったが、生産態勢もだんだんに整って、見事にヒット。以来一度も途切れることなく販売が続いているが、実は厳しい時期もあって、だからこそ「かにかま」が登場したといういきさつがある。

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