「生きるも死ぬも恨みっこなし」橋田壽賀子さんに聞く<中>

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自分に仕事がこないと思っている放送枠は見ない

 脚本家人生60年超。言わずと知れた大作家だが、決して現場には注文を出さない。

「台本はお嫁に出した子どもみたいなもの。焼いて食おうと煮て食おうとお好きにどうぞっていう気持ちです。直すときは教えてくださいって言いますけれど、一度、手渡したらどう演出しようがどう演じようが構いません。同じ脚本家でも倉本(聰)さんと私、全く違いますね(笑い)」

〈ありがとう〉というセリフひとつとっても、演じる役者によって十人十色。ホン読みも稽古も立ち会わないのがポリシーだ。

「放送を見たときの驚きが楽しみなんです。脚本家の色がついちゃったらつまらない。ときには、あの役者さんヘタッピね、と思うこともありますが、一視聴者として楽しむためにドラマを描いているところはあります」

 これまでに単発で210本超、連ドラで120本以上を書き続けてきた。最高視聴率62・9%を記録した「おしん」(1983~84年)は全世界60カ国で放送されている。同作を含め、「あしたこそ」(68~69年)、「おんなは度胸」(92年)、「春よ、来い」(94~95年)と朝ドラは計4本も手がけているが、最近の作品は「全く見ていない」そうだ。

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