売上高236億円 崎陽軒の「シウマイ弁当」なぜ盤石なのか?

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 創業110周年の崎陽軒は、元駅長らが駅構内での営業許可を取ったのが始まり。それから20年後、「東京に近い横浜でも売れる名物を」と試行錯誤の末誕生したのが、シウマイだ。当時の代表の栃木なまりゆえ、シウマイ表記になったという。

 そんな老舗のシウマイ弁当は、駅弁市場が右肩下がりでも、なんのその。2017年2月期の売上高は、過去最高を更新する235億9000万円だ。

 ブランド牛を使用した焼き肉弁当や北海道直送の魚介をメインに据えた海鮮丼など、駅弁は豪華になる一方。シウマイ弁当が盤石なのはなぜか。B級グルメ王・柳生九兵衛氏が言う。

「一つは、おかずの種類が多いこと。主役のシウマイ5個のほかにマグロの照り焼き、鶏の唐揚げ、卵焼き、タケノコ煮、カマボコなどがギッシリ詰まっています。ご飯は8つに区切られていますから、それぞれにおかず一つを割り当てると、おかずが余る。こんな弁当ありません。多くは、ご飯が7割ですから。それが1個830円はお得で、もはや“幕の内弁当”です。しかも添加物フリーで冷めてもおいしい。豪華な焼き肉弁当は味が単調で、おかずが少ないから飽きやすい。シウマイ弁当の勝利です」

 おかず一つ一つは、サイズが小さく、子供も女性も食べやすい。仕事帰りの方ならビールのツマミにもなる。世代や性別を問わず、手に取りやすいのが強さの秘密だ。

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