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田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

早く「藤井○段」と呼ばれない棋士になって欲しい

 藤井聡太六段(15)は5月18日、竜王戦の対局(5組ランキング戦準決勝)で船江恒平六段(31)に勝ち、4組への昇級を決めた。この結果、竜王戦で連続2回昇級したことで、規定によって七段に昇段した。

 藤井は2016年10月に四段に昇段して棋士になった。その後、今年の2月1日にC級2組順位戦で昇級を決めて五段に昇段、16日後の2月17日に朝日杯将棋オープン戦で優勝して六段に昇段した。

 そして、このたび、わずか3カ月後に七段に昇段した。棋士デビューから1年7カ月は最速で、15歳9カ月は最年少だ。どちらも61年ぶりに記録を塗り替えた。

 従来の七段昇段記録は、最速が2年8カ月、最年少が17歳3カ月。いずれも加藤一二三・九段(78)が打ち立てた。

 ただ、現代と過去では棋士の昇段制度は異なる。45年ほど前までは、名人戦の予選リーグに当たる順位戦で昇級しないと昇段できなかった。

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