「生き方」熟読 馬英華社長に影響与えた稲盛和夫氏の言葉

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 東京エレベーター社長の馬英華さん(53)は23歳だった1988年に中国・大連市から来日し、90年、早稲田大学法学部に入学。エレベーターの保守点検会社のアルバイト経験を生かし、97年には日本で東京エレベーターを設立した。

 経営者として尊敬するのは京セラ創業者の稲盛和夫氏。10年ほど前、稲盛氏が取りまとめる1000人規模のフォーラムに講師として参加した際、彼の人柄に感銘を受けた。

「すぐに盛和塾に入塾しました。それで最初に手に取った本は『生き方』でした。〈正々堂々と努力をすれば報われる〉――。稲盛さんの言葉はシンプルですが、心に響くものがあって前向きになれ、何度も読みました。

『成功への情熱』も読みましたし、最近、若手起業家の講演に呼ばれることがあって、その後の名刺交換で初めてお会いする人に『失礼ですが、馬先生は盛和塾のメンバーですか?』って聞かれました。影響を受けているのでしょうね。スピーチの内容が稲盛さんの考えに似ていたようです。そのつながりで、稲盛さんの師匠である中村天風さんの著書『運命を拓く』や『ほんとうの心の力』も読みます」

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