周来友
著者のコラム一覧
周来友ジャーナリスト、タレント

1963年、中国生まれ。87年私費留学生として来日、95年に東京学芸大学大学院を卒業。「週刊新潮」「週刊文春」などに中国事情について執筆するほか、「ここがヘンだよ日本人」(TBS系)、「なかよしテレビ」(フジテレビ系)、「未来世紀ジパング」(テレビ東京系)などバラエティーやワイドショーにも出演。

中国人ホテル王 私費留学で来日時の所持金は5000円だった

公開日:

 夕暮れの東京湾。レインボーブリッジを潜って東京ゲートブリッジへ向かう豪華クルーザーの船内から、割れんばかりの拍手が夜空に響いた。

 巴拿馬号(パナマ号)という名のこのクルーザーは、ピカピカのシルバー色。全長30メートル、3階建てで、価格は10億円は下らない代物だという。

 船内2階のラウンジで、恰幅のよい大柄な男がグランドピアノで「エリーゼのために」を披露し終えたばかり。約30人ほどの来客を前に、男は左手でマイクを握り右手でシャンパングラスを持ち上げた。来客から再び喝采が起こり、挨拶のためテーブルを回り始める。

「歓迎各位光臨! 我が社が12番目に買収したホテルの発表会にようこそ! 今夜も東京湾の星空と一緒に思い切って楽しんで下さい」

 この船主こそ、読売新聞に“在日華人一の富豪”と報道されたN氏だ。日本で12のホテル、3つのゴルフ場、3つの日本語学校を所有し、ほかにもバス会社、旅行会社、新聞社など多角経営で大成功を収めた華人企業家である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国家公務員ボーナス支給 実は日産ゴーン並みの“過少発表”

  2. 2

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

  3. 3

    ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」

  4. 4

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  5. 5

    清原の二の舞か…“Vの使者”丸を待つ巨人移籍1年目の大重圧

  6. 6

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  7. 7

    FA丸を筆頭に総額50億円大補強…巨人最大の問題はリリーフ

  8. 8

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  9. 9

    FA炭谷加入で…G小林“正捕手剥奪”で年俸6000万円飼い殺し

  10. 10

    魔性の女が復活…「あな渡」は“荻野目慶子劇場”と化した

もっと見る