• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
増田晶文
著者のコラム一覧
増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

「大信州 手いっぱい」きちんと醸せばちゃんとうまいを実感

 私は「大信州酒造」こそ、日本酒の本質をゆるがせにしない蔵だと信じたい。代表銘柄「大信州 手いっぱい」はトレンドをにらみつつも流されず、きれいで呑みやすく、濃醇さも楽しめるレベルの高い酒だ。

 さらに近年は香りを少し控える一方で、抜群の酸味を醸しだしている。甘、辛のバランスがいい。口に含めば、うまさを醸すこれらの要素が混然となり、最後は微妙な苦味と渋味が舌を締め、未練なくスパッとキレる。

 冷酒で呑めば、欠点なし。常温は、香りを楽しむのにいい。燗をすれば、まったり感が顔を出す。「きちんと醸せば、ちゃんとうまい」を実感できる酒だ。

 先日、当主の田中隆一さんと「手いっぱい」に合うつまみで話が弾んだ。

「ハモの椀物やアユのすり流しはどうでしょう」


 ふむ、蔵元のお薦めは、意外にも濃厚な味わいの旬の魚か。私は、鶏の胸肉と夏野菜の炒めものを提案する。隠し味にしょっつるとハチミツをぜひ加えてほしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  3. 3

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  4. 4

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  5. 5

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  6. 6

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  7. 7

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  8. 8

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  9. 9

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る