田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

群雄割拠の将棋界に割って入ったキュンこと豊島八段の実力

公開日: 更新日:

 羽生善治棋聖(47)に豊島将之八段(28)が挑戦した第89期ヒューリック杯棋聖戦で、豊島が7月17日の第5局に勝って羽生を3勝2敗で破り、棋聖のタイトルを初めて獲得した。

 豊島は愛知県出身。9歳のときに桐山清澄九段(70)の門下で奨励会(棋士養成機関)に入会した。そして順調に昇進し、2007(平成19)年に16歳で四段に昇段して棋士になった。

 豊島は関西棋界の若手ホープとして活躍してきた。11年には王将戦で初めて挑戦者になり、久保利明王将(42)に対して2勝4敗と健闘した。

 その後、14年の王座戦と15年の棋聖戦で羽生に挑戦し、今年の王将戦では久保に挑戦したが、いずれも敗退する結果となった。

 豊島は前期のA級順位戦でも、前半に5連勝と飛ばしたが、後半に1勝4敗と崩れた。9回戦の三浦弘行九段(44)との対局では、相手玉の即詰みを逃して逆転負けした。結果的に勝っていたら、佐藤天彦名人(30)への名人戦挑戦者に決まっていた。

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