田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

将棋界もビデオ判定? 物議を醸した藤井七段の“二手指し”

公開日: 更新日:

 6月29日に藤井聡太七段(16)と増田康宏六段(20)が対戦した竜王戦の決勝トーナメント2回戦の対局で、意外なハプニングが起きて物議を醸した。

 写真の画像は、インターネット中継で放送された終盤の局面。上側(後手)の藤井が後手8六桂と打ちかけたところ。

 しかし、下側(先手)の増田に先手同馬(薬指の下の9五に馬がいる)と6四の玉へ王手に取られ、将棋はたちまち終わってしまう。

 それに気づいた藤井は、8六の桂を駒台にあわてて戻し、後手8九飛と王手に打った。すると「ええ」「今、何が起こった」「二手指し」「待ったで負け」「指が離れていないからセーフ」など、視聴者のコメントが画面に一斉に流れた。

 私は後日にネット中継の映像で、その前後の状況をつぶさに見たので検証してみたい。

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