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奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

抗生物質を与えると鳥が早く太る

 2つ目の理由は、鶏の主な病気である鶏マイコプラズマ症や鶏ブドウ球菌症、鶏病原性大腸菌症などを抑えるためである。発症したら一気に広がってしまうため、通常は発症する前から、あらゆる病気を想定して十数種類の抗生物質を混ぜた餌を与える。

 ただこれまでの考え方は、鶏の体内に抗生物質を入れても、体外に排出させれば問題はないとされてきた。だから出荷の1週間前から抗生物質を含まない餌を与え、鶏の体内から抗生物質を排出させることを義務付けたのである。

 休薬期間は、日本の養鶏家ならほぼ100%守っているから残留抗生物質の問題はないが、中国ではほとんど守られていない。鶏病原性大腸菌がひどく、1週間も休薬したら大半の鶏が死んでしまうからだ。だから国産鶏肉は安全で、中国産鶏肉は抗生物質が残存しているから危険といわれてきた。ところが、国産鶏肉は抗生物質こそ残存していないが、耐性菌に汚染されていたというのだから、目も当てられない。

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