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奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

国産豚肉の80%から耐性菌検出 養豚は抗生物質を大量投与

 鶏肉は55検体すべてから検出。つまり100%だった。豚肉は65%(国産80%、輸入55%)。牛肉は52%(国産42%、輸入59%)。

 前回と違い、検査した食肉はスーパーなどで買ったものだ。つまり、これは私たちの生活により近い数字だということである。前回よりも高い数字だったのは、おそらくスーパーの調理場で肉を切り分けた時に汚染が広がったと思われる。耐性菌といっても目に見えるわけではないし、肉を切るたびに包丁を消毒するわけではないからだ。

 豚肉も輸入の55%に対し、国産は80%というように国産の方が汚染率は高い。

 鶏だけじゃなくて、豚にも抗生物質を使っているの? と驚かれるかもしれないが、なんと、畜産で抗生物質(抗菌薬)が最も多く使われているのが養豚なのだ。


 2016年に日本で販売された抗菌薬は1747トン。このうち動物用医薬品及び飼料添加物として1021トン(2011年)と、約6割が使われている。人間よりも動物に使うほうが圧倒的に多いのである。

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