田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

遅咲きの今泉健司四段が若きスター藤井聡太七段を破る快挙

公開日:

 NHK杯テレビ将棋トーナメントの藤井聡太七段(16)と今泉健司四段(45)の対局(7月15日放送)は両者の棋歴が対照的なことで注目された。

 藤井は、2年前に14歳3カ月の最年少記録で四段に昇段し、その後も公式戦で快進撃を続けている若きスター棋士。

 一方、今泉は紆余曲折を経て、3年前に41歳の最年長記録で四段に昇段した遅咲きの棋士。

 今泉は1987(昭和62)年に小林健二九段(61)の門下で奨励会(棋士養成機関)に入会し、94年に三段に昇段。三段リーグでは次点2回(現行制度では四段昇段の権利)の実績を上げた。しかし、通算11期の在籍中に昇段できず、99年に25歳の年齢制限によって退会した。

 退会した直後、自室にこもって「このまま自分が消滅してくれたらいいのに」とさえ思ったという。しかし、「ここまでの経験は絶対に無駄ではない」という知人の一言に救われた。

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