塩田武士さん<4>対局に敗れた羽生善治がカラオケを熱唱

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 今年、羽生とともに国民栄誉賞を受賞した囲碁棋士の井山裕太も取材している。神戸新聞で連載〈井山裕太 天才の譜 名人位は箱根を越えた〉を担当したからだ。

「名人になったばかりの一番忙しいときに3時間インタビューしました。20歳(当時)とは思えない落ち着きで礼儀正しくて、しかも話が面白い。もっと聞きたくて『明日、電話していいですか?』って聞いたら快諾してくれて、電話でも3時間話してくれたんです。このお2人が国民栄誉賞を取られたので、すごくうれしかったですね」

副業禁止にも「両方頑張れよ」

 文化生活部に所属する2010年6月、先の「盤上のアルファ」で第5回小説現代長編新人賞を受賞。勤務中、受賞の電話を受けた。

「隠すわけにはいかないので、信頼する女性デスクに伝えました。最初は『小説書いてたんやね、塩田くん。一応、上に連絡しといた方がいいかな』『そうですかね』と話していたのですが、デスクが『ちなみに賞金とかあるの?』と聞くので『300万円です』と答えたら、ハッとなって、『じゃあ、手伝うわ』って。すぐに部長に報告してもらって、部長が編集局長に話を通してくれました。会社は副業禁止だったので、辞表を忍ばせて部長と編集局長のところに行きました。緊張して部屋に入ったら、あっさり『おめでとう。両方頑張れよ』って。ありがたかったです」

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