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曽我和弘
著者のコラム一覧
曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

自然流菓子処 川端風太朗(生駒)大助・花子行きつけの店

 一方、もも紀行(720円)は、1つのケーキに桃半分を用いたジューシーな逸品。5月末から10月までの販売だが、静岡、和歌山、山形と時季によって産地を替えてその地域産の個性を引き出すそうだ。ケーキというより果実を食べているようで、その感想に川端繁隆さんは、「主役は一つでいい。オールスターキャストではいいケーキはできない」と表現している。「川端風太朗」のケーキは、口にした時のパンチ感をあえて控えめにし、余韻を大事にしているとかで、じんわり口内にうま味が広がり、その風味がいつまでも残るよう設計されている。これぞ名人芸であろう。

(住)奈良県生駒市上町4184―4
(℡0743・71・0591)
(営)9~20時。火曜定休日。

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