著者のコラム一覧
牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

階段の踊り場で窓を開け そこは自分だけの「喫茶階段室」

公開日: 更新日:
(画・牧野伊三夫)

 昨今、愛煙家は撲滅される運命にあるようだが、僕はまだたばこがやめられずにいる。以前、都内の住宅地にある美術館へ行った時に、通りへ出てたばこに火をつけたところ、15メートルばかり離れた場所で子供と遊んでいた若い父親が駆け足でやって来て、

「おい、子供がいるんだぞ。すぐに消せ… 

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