キング
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キング焼肉探検家/Yakiniku Explorer

早稲田大学大学院でMBAを取得したサラリーマンで作家。現在は、「焼肉探検家/Yakiniku Explorer」としても活動しており、週2ペースで都内を中心に焼き肉店を探索中。これまでに予約困難店を含め140店舗以上を訪れた。日々、おいしい焼き方を独自に研究している。

脂肪の付き具合がよく繊維が細かい「京の肉」はすき焼きで

公開日: 更新日:

 関西で焼き肉どころといえば、焼き肉タウンを擁する大阪府、神戸ビーフの生産地・兵庫県を思い浮かべますが、実は、焼き肉有名店は京都府に多く存在します。焼き肉好きが高じてか、京都でも独自ブランドを構築しています。

 それが「京の肉」で、京都府内で生産・肥育されたブランド和牛の総称になります。定義は、①黒毛和種②京都府内に所在している牛肉の生産者によって生産肥育されている――の2点だけですが、主流は、出生から肥育までを京都府内で行った純粋な京都府産のものとなっています。

 古都京都の豊かな自然の中で育てられた上質な和牛は脂肪の付き具合が良く、十分なうま味が感じられます。また、肉の繊維が細かいので舌触りも滑らかです。

 京都は、かなり古くから牛とともに歩んできた地域です。1310年に記された日本最古の和牛書も残っており、平安時代には皇族や貴族の間で丹波牛を食べていたこともあるそうです。現代でも京都には牛肉好きが多く、総務省の家計調査によると、京都市で2人以上の世帯が1年間で牛肉消費に使う金額(2015~17年の平均)は3万8018円です。これは全国の政令指定都市で1位の記録。数量も9・8キロでトップでした。

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