田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

真部一男の“幻の名手”「4二角」は死して証明された

公開日: 更新日:

 写真は、私が1975(昭和50)年に撮った真部一男九段(当時23・四段)。俳優のような容貌から人気が高かった。

 同年7月。中原誠名人(同27)と真部四段の特別対局がNHKの公式戦として、仙台市のホールで公開で行われ、約1000人のファンが詰めかけた。

 名人と四段がこうした形式で対局するのは異例だった。

 真部は対局前に「今日の将棋は、いずれ名人に挑戦する前哨戦だと思っているので頑張ります。勝算は五分五分です」と、自信たっぷりに語った。

 その言葉どおり、真部は中原と互角に渡り合い、見事に勝利を収めた。四段が名人に勝つのは「大金星」だった。

 真部の人気はさらに高まり、「将棋界のプリンス」と呼ばれた。テレビの情報番組にレギュラー出演、テレビ時代劇「銭形平次」で主役の大川橋蔵と共演、ファッション誌「アンアン」で作家の向田邦子と対談など、メディアの寵児となって盤外でも華々しく活躍した。

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