【京浜急行・糀谷駅編】住宅街の路地に粋な大人のたまり場

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 羽田に直結する京急空港線で蒲田のすぐ隣・糀谷駅。駅前はキレイに整備されロータリーになってる。駅から環八方面に伸びる糀谷商店街にはポツポツと個人経営の居酒屋があり、どの店も気軽に入れる感じね。

 環八とは逆の蒲田方面に足を向ける。“おいで通り”(旧西糀谷商店会)と呼ばれる商店街は下町風情が漂い、先へ進むにつれ人影がまばらでちょっぴり寂しげ。

 1本目の信号を渡ってすぐ、右手の路地に年季の入った提灯がポツンと見えた。“北陸名酒”と書かれた古びた看板が飲んべえの心をくすぐる。店先から中の様子が見えないから入りづらいけど、思い切って暖簾をくぐった。

 小さなカウンターと座敷のこぢんまりとした店内の大衆割烹「Y」は、地元の年配客で賑わっていた。赤ら顔の親切なご老人に席を譲ってもらいカウンターに。店は糀谷駅が木造の小屋だった当時、44年ほど前から営んでるんだって。取材を申し込むが、「ウチは地元の口コミだけでやってるから」と、北海道出身の女将に丁重に断られた。

 仕方なく焼酎濃いめの酎ハイをぐっと飲み干し店を後にしようとすると、町工場で働いてるという青森出身の飲み助オジサンが声を掛けてきた。

「ディープな飲み屋なら、うってつけがあるよ」

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