橋本テツヤ
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橋本テツヤ

ジャーナリスト、コラムニスト、メンタルケア心理士、肥満予防健康管理士。著書多数。近著に「昭和ヒット曲全147曲の真実」(KADOKAWA)がある。全国各地で講演活動も精力的に展開中。

がん初期で「命を落とす人」と「進行しても治る人」の違い

公開日:

 東京から青森に向かう「はやぶさ37号」に乗ったのは19時20分だった。もっと早く出たかったのだが、直前に仕事の打ち合わせが入り、出発が遅くなった。

 新青森駅に着いたのは22時30分。外は湿った雪が降っている。ホテルの食堂は閉まっていたので近くの小料理屋に入った。明日は午前10時から講演がある。飲み過ぎないように熱かんをチビリチビリ飲んでいると、奥の小上がりから客の話し声が聞こえてきた。

 70代の父親と40代の息子夫婦のようだ。

「俺はどうせ死ぬ。だから好きなだけ酒を飲ませてくれ。健康なおまえに俺の気持ちが分かるか」と父親が吐き捨てるように言っている。

 息子が「そんなことを言うなよ。もう酒はやめとけ」と諭している。テーブルに5本のお銚子が転がっていた。

「お薬は効いているって先生が言ったでしょう? 治ったらたくさん飲んでいいから」と息子の嫁も心配している。どうやら父親はがんを患っていて、入院先から一時帰宅したようだ。

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