活性化のヒントがぎっしり 町がよみがえる地域福祉の実例

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 高齢者や障害者、外国人や貧困家庭など、町にはさまざまな問題を抱えた人々が共存している。行政による社会福祉制度はあっても、困っている人への支援は十分ではないだろう。そんな中、注目されているのが「地域福祉」だ。地域の人々と民間や行政の福祉関係者が協力して、町の福祉的な課題を解決していく枠組みで、地域福祉が町おこしや地域の活性化に一役買っていることも多いという。東洋大学社会学部社会福祉学科の加山弾教授に聞いた。

「たとえば、子どもの貧困の深刻化を受けて、子ども食堂の運営団体が福祉施設のスペースを活用したり、カフェやサロンなどの施設を利用した障害者がその施設の担い手として活躍したり、地域福祉の形はさまざまです。そうした場では、近くの住民が手伝い、食材や物品を提供してくれることもあり、多彩な人々が参加する受け皿でもあります。こういう取り組みがあると、それぞれの地域が抱える潜在的なリスクに柔軟に対応できるし、住民同士の交流が生まれるほか、福祉当事者の雇用創出にもつながります。地域福祉は、付加価値が高いまちづくり機能を併せ持つことが多いのです」

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