相次ぐ虐待事件で注目 児童相談所の働き方はどうなってる

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 千葉県野田市で、栗原心愛ちゃん(享年10)が父親による虐待で命を奪われて2カ月近く。この事件をめぐって児童相談所(児相)が心愛ちゃんの一時保護を解除したり、見守りが不十分だったりして、その対応に非難が集まっている。昨年3月に起きた船戸結愛ちゃん(同5)の虐待死事件では、転居前・転居後の児相間の引き継ぎが不十分だったことが報道された。

 虐待死事件の背景には、行政や学校の対応をはじめ、さまざまな要素が複雑に絡む。児相の対応もそのひとつだが、そもそも児相の体制自体に問題はないのか。虐待問題に詳しいNPO「ここからプロジェクト」の伊藤由宏代表に話を聞いた。

「児相が抱える一番の問題は、人手不足です。私自身も、児相に付設される一時保護所に非常勤で勤めていますが、夜勤では保護されている男子を2人の非常勤職員で担当しています。昨年に保護されている子どもは十数人でしたが、今年2月に入って20人ほどに増加。保護される子どもの人数は急に増えることもあれば、減ることもある。だからといって職員の人数は変わらず、今は1人が10人を見るという状況なのです」

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