【三ノ輪編】南千住仲通りの小料理屋と怪しげ昭和スナック

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 地下鉄日比谷線・三ノ輪駅を降り、日光街道を北千住方面に。すぐ、通り左手に大手都銀のある四つ角を右に折れると、昭和のにおいプンプン漂う南千住仲通りに入る。

 南千住駅まで続く道幅の狭い通りには、質屋や昔ながらの赤白青のサインポールがクルクル回る理容室が。人通りは少なく、なんとも物悲しいわ。

 通りをしばらく進むと、右の路地に古びた小料理屋が見えた。気になって近づく。入り口に「会員制」と書かれた札が。ええっ、会員制の小料理屋なの? ダメもとで暖簾をくぐり、ガラガラと引き戸を開けた。

「ああ、会員制ってあるのは昔の名残。すぐ近くは有名なドヤ街だから、変な酔っぱらいが入ってこないように貼ってたわけ。今じゃそんな酔っぱらいも見なくなったけどね」

 店名は「酒菜さくら」。女将さんは岩手出身。高卒で上京後、後楽園に就職。結婚を機に寿司屋の女将になり、その後、スナックのママに。現在は一人で小料理屋を営んでるんだって。

 口数が少なくドライな女将さんだけど、たまにボソッと呟く言葉の端々に人情味が感じられるわ。

 カウンター5席、テーブル2卓の店内で飲むのは、年配の常連客ばかり。女将さんの手料理を肴にお酒を楽しんでたわ。

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