【芝公園編】角打ちの聖地で路地裏の個性派2軒をはしご

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 業界人やセレブ向けのオシャレな店が並ぶ麻布十番、慶大生やサラリーマン向けの居酒屋がひしめく三田。それぞれ賑わう繁華街に挟まれた「芝公園」。歩いてみると、昭和の古びた街並みが残る、都会のオアシスの雰囲気が漂う街だった。

 実は、芝公園は知る人ぞ知る“角打ちの聖地”。酒屋の軒先で売り物の酒を飲ませる昔ながらのスタイルだ。角打ちは北九州市が発祥とされ、東京にも何軒か残っているが、年々減ってきている。

 1軒目にお邪魔したのは、赤羽橋南交差点から路地に入った所にある「丸辰有澤商店」。かつて大石内蔵助がその隣で暮らしていたという「柳神社」の目の前にある。酒屋のバックヤードが立ち飲みスペースになっていて、気軽な缶ビール・缶チューハイのほか、全国の地酒が15種類以上揃う。仕事帰りのサラリーマン客に交じって一人飲み。缶ビールで喉の渇きを潤した後、地酒にシフト。「本日の鶴齢」1合500円。故郷の酒だ。頼むと白髪のお婆ちゃんが一升瓶を抱えてきて、ビールのコップになみなみついでくれた(コップの容量は180ミリリットル=1合)。

 聞けば、店は戦後すぐの創業。初代はもともと、高知で造り酒屋をしていたが、満洲から戻って芝で小売りを始めたという。お婆ちゃんは80代半ば! 商売していると、お若いですなあ。

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